ある日一通のDMが弊社に届きました。
会社をやっていれば、そのようなDMが届くことは少なくは無いのですが、私はその文面に反応してしまいました。
冒頭、弊社のホームページをご覧いただき、弊社の考え方に共感していただいたこと。その上で、「ラオスのコーヒーを仲間入りさせてほしい」と続いていました。
そこからは、なぜその女性がラオスコーヒーの生豆の販売を始めたのか、といった経緯とそのコーヒーに関する情報が書かれていました。
端的にいうと、彼女の幼馴染が、ラオスの地で農家の所得向上のために、現地の農家さんと一緒になってコーヒー栽培をされていること。その幼馴染みの想いに強く共感した彼女は「コーヒーのことはよくわからないが現地との架け橋になろう」と一年、一生懸命に取り組んでいらっしゃったことがわかる文面でした。
単なるセールスの文面とは思えませんでした。
コーヒー栽培がされているのは、ラオス南部ボラベン高原。
私も数年前に、別の方にお誘いいただき、ラオスのコーヒーの状況を知りたくて、当地を訪れていました。
私のラオス滞在記録は下記よりご覧いただければ嬉しいです。
https://www.hagukumuhito.net/news/?mode=list&cat=15
その後、接点がないまま時を重ねてしまったのですが、ここにきて再びラオスとの接点ができたことに、喜びを感じました。きっと縁がある。そう思いました。
もう少し、現地の様子について、記述したいと思います。
その会社はラオス・パクセ市に現地法人を構え、自社農園も所有していますが、同時に現地のJHAIというコーヒー生産者協同組合を通して、500軒の農家とも契約をしています。
標高1000メートル以上の高原で、自然栽培をしている上に、日本基準の品質を指導していることから、良質なコーヒー豆ができるようになったそうです。確かに豆の粒も揃っており、透明感のあるコーヒーだと感じます。
弊社は「フェアトレード」の会社ですが、彼らも大手商社を通さず、自社にて販路開拓につとめているようです。彼らの願いでもある「ひとりでも多くの方にラオスのコーヒーを知っていただきたい」という思いを、私は販売を通して受けとめたい、そんな風に感じています。
今回は、いくつかあるなかで、
・ラオス SAMURAI ティピカ
・ラオス SAMURAI ハニー
の2種類を購入することにいたしました。
ちなみに、SAMURAIと名付けたのは、その「幼馴染み」の方の現地での愛称だそうです。現地でたったひとりの日本人として、農業指導や栽培にあたっているその方への敬意も込めて、私はこのコーヒーを単に「ラオスコーヒー」ではなく、「
ラオスSAMURAIコーヒー」と名付けたいと思いました。
ラオス SAMURAI ティピカ
このティピカの故郷は、海の無い内陸国ラオス。
南部にあるパクソン市ボラベン高原は、良好な火山灰土壌と冷涼な気候、日中夜の寒暖差が大きく、コーヒー栽培に適しています。
現在のラオスは、コーヒー豆の産地として知られていませんが、自然の豊かさを最大限に取り入れて、農薬、化学肥料等一切使用しない自然農法で丁寧に栽培しております。
今後ラオス産のコーヒーは、自然で素朴な味わいと、フルーティーで自然な香りが注目され、世界から評価を受ける日はそれほど遠くないと言われています。
アラビカ種の原種といわれる TYPICA の特徴は、フルーティな香りと、すっきりとした酸味。
とても飲みやすい味となっており、コーヒーが苦手な方にも好まれております。
【原産国】 ラオス人民民主共和国
【人口】 約 700 万人
【産地地域】 チャンパサック県 パクソン市
【標高】 1,000m 以上
【生産者】 JHAI COFFEE 生産者協同組合(JCFC)
【品種】 アラビカ種 ティピカ
【精製方法】 ウォッシュド
【乾燥方法】 天日干し
【収穫時期】 ニュークロップ(2019/12 月〜2020/2 月)
【規格】 GRADE-1.2
ラオス SAMURAI ハニー
このカティモールの故郷は、海の無い内陸国ラオス。
南部にあるパクソン市ボラベン高原は、良好な火山灰土壌と冷涼な気候、日中夜の寒暖差が大きく、コーヒー栽培に適してい
ます。
現在のラオスは、コーヒー豆の産地として知られていませんが、自然の豊かさを最大限に取り入れて、農薬、化学肥料等一切
使用しない自然農法で丁寧に栽培しております。
今後ラオス産のコーヒーは、自然で素朴な味わいと、フルーティーで自然な香りが注目され、世界から評価を受ける日はそれほど
遠くないと言われています。
CATIMOR コーヒー豆は、カトゥーラ種とハイブリド・デ・ティモール種を交配したカティモール種となります。
他のアラビカ種に比べて香味が弱いと思われている CATIMOR ですが、ラオス産の CATIMOR は香り高く独特の深味も
ある為このコーヒーを飲まれたら多くの方が驚かれるかもしれません。
この CATIMOR プロセスは、ウォッシュドとハニーとなります。
ウォッシュドはクリーンでスッキリとした味わいに仕上がっており、ハニーは薄皮の熟成により甘味の風味が強く感じられます。
【原産国】 ラオス人民民主共和国
【人口】 約 700 万人
【産地地域】 チャンパサック県 パクソン市
【標高】 1,000m 以上
【生産者】 JHAI COFFEE 生産者協同組合(JCFC)
【品種】 カティモール
【規格】 GRADE-1.2
【精製方法】 ウォッシュド・ハニー
【乾燥方法】 天日干し
【収穫時期】 ニュークロップ(2019/12 月〜2020/2 月)
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当社では少量から、フェアトレード及び無農薬栽培された
コーヒー豆を卸売り価格にて販売させていただいております。