・Finca Don Rafa(フィンカ・ドン・ラファ) Pache(パチェ) Washed(ウォッシュト)
・Finca Don Rafa(フィンカ・ドン・ラファ) Geisha(ゲイシャ) Washed(ウォッシュト)
このふたつの生豆を2020年10月末よりリリースします。
まずは Finca Don Rafa(ドン・ラファ)について。
1.ロケーション
メキシコ・チアパス州の中でもEastern Highlandsのエリアにあります。マヤビニックやセスマッチの拠点との位置関係をご確認ください。
それぞれは属する山系が違います。
Finca Don Rafa(フィンカ・ドン・ラファ)は、グアテマラとの国境にも近く、産地としても名高いウェウェテナンゴと同じ山系に所属します。
2.Finca Don Rafa(フィンカ・ドン・ラファ)について
写真① 集落の様子
写真② 村の入り口
年間を通して降雨量の多いサン・ラフェエル。
私が訪問していた日も、小雨が降っており、曇っている時間が長いようです。
集落の入り口は閉ざされていて(写真②)、通行には、村の人の許可がいるというのが特徴的でした。
データから見るドン・ラファ
2019年のメキシコ・カップオブエクセレンス(COE)にて同農園グループのパチェ・ナチュラル精製が国内2位になっています(スコア91.14)
銘柄:Don Rafa(ドン・ラファ)ゲイシャ 標高:1500メートル 地域:ラス・マルガリタス、チアパス州 生産者:サンラファエル農民グループ 品種:ゲイシャ 精製:ウォッシュト |
銘柄:Don Rafa(ドン・ラファ)パチェ 標高:1500メートル 地域:ラス・マルガリタス、チアパス州 生産者:サンラファエル農民グループ 品種:パチェ(Pache) 精製:ウォッシュト |
パチェという品種に関して
グアテマラのコーヒーで時々パチェ種というのを見かけますが、それでもあまり聞きなれないという方もいるかもしれません。
ドン・ラファではパチェの栽培が盛んで、パチェ・ナチュラルがCOE2位になっています。
ドン・ラファではパチェの栽培が盛んで、パチェ・ナチュラルがCOE2位になっています。
系統 | ティピカの突然変異種。 |
遺伝的説明 | ブルボンーティピカグループ(ティピカ関連) |
豆乃木のフェアトレードとダイレクトトレードの表記の違いについて
フェアトレードでは双方がともに成長をめざし、支えあい、長期的な視点に立ち、継続的な取引を前提としています。一定期間、一定の量(またはそれ以上)を輸入することを決め、生産者の生活の安定につながり、生産意欲が沸くような取り組みを意識しています。
価格にはフェアトレードプレミアムが含まれ、フェアトレードプレミアムは、地域に役立つように使っていただくものとなります。
ダイレクトトレードでは、<コーヒーを最大限に楽しむ>を掲げ、さまざまな産地とのつながりを意識しています。
フェアトレードで大切にしている「輸入量」についても、そこまで意識をせず、生産者や産地、そして何より品質にフォーカスした取引を行っています。
(*上記は自社規定)
いずれも輸入商社を一切介さず、自社で輸入した商品となります。