ここ数年、ディップスタイルコーヒー(ティーバッグスタイルのコーヒー)を、お店やネットショップで見かけるようになった
ずっと以前から販売されているお店もあり、気にはなっていたが、勝手な先入観で「抽出があまい(味が薄い)」のではないかと思い、これまで試したことがなかった。
でも、もし手軽に美味しいコーヒーが飲めたら、日常だけでなくオフィスやキャンプ、旅先など、いろいろな用途があるのではと思い、豆乃木でもディップスタイルコーヒーを作ってみることに・・・。
<豆乃木ブレンド ディップスタイルコーヒー>
- 東ティモールをベースにマヤをブレンド
- 中深煎り
飲みくらべ:ディップスタイルVS ドリップタイプ
ディップスタイルコーヒーが出来上がってきた!問題は味。美味しくなければ商品にできない。
そもそもディップスタイルとドリップタイプでどれだけ抽出力の違いがあり、味に影響があるのだろうか?
これはまったく同じコーヒーを、ディップスタイルのままのものと、ディップスタイルの袋を開けてドリップタイプにしたものを飲みくらべてみるしかない!
ということで、豆乃木スタッフ4名で飲みくらべをしてみた。
1.ディップスタイルコーヒーと袋を開けてドリップタイプにしたコーヒーを用意。
2.ディップスタイルはお湯を注いで4分30秒放置。その間にドリップコーヒーを淹れる。
3.ディップスタイルコーヒーとドリップタイプコーヒーのできあがり。
ディップスタイルの場合、袋を上下に振るとコーヒーの粉が出て濃さが調節できる。今回は10回程度振った。
色は若干ドリップタイプの方が濃い感じ(見づらいですね・・・)
左:ドリップタイプ 右:ディップスタイル
4.紙コップに取り分け。
ディップスタイルの紙コップの裏に印をして、どちらのコーヒーかわからないようにコップを取ってもらって試飲。
試飲の結果発表~!!!
感想:コク・苦味は弱いが、すっきり、軽やか、飲みやすい。
商品として販売するには、十分に美味しい。
ディップスタイルが好み 3名
ドリップタイプタイプが好み 1名
〇ディップスタイルが好みと答えた理由
・飲みやすい
・軽い口あたり
〇ドリップタイプが好みと答えた理由
・コク・苦味がしっかりしている
飲みやすいコーヒーが好きな人や、気分によって軽めなコーヒーを飲みたい人にとって、ディップスタイルは適しているが、コクや苦味のあるコーヒーが好きな人には少々物足りないかもしれない。気分や用途によってディップスタイルコーヒーを楽しむのも良いだろう。
今回は、中深煎りで作ってみたが、少し浅めに中煎りやカフェインレスのディップスタイルコーヒーにも挑戦してみたいと思う。
豆乃木ブレンド |
コク・苦さ |
軽やかさ |
手間 |
価格 |
ディップスタイル |
△ |
◎ |
◎ |
○ |
ドリップタイプ |
◎ |
△ |
○ |
◎ |
<ディップスタイルコーヒーの用途>
- キャンプやハイキング、旅先など
- 仕事中や、急な来客など
- 忙しい時間帯に注いで放置
※注意点
- コーヒーバッグを振りすぎると粉っぽくなって、粉が沈むため程々に。
- コーヒーバッグは一般的な紅茶のティーバッグの2倍くらいはあるため、口の小さな水筒だとお湯を含むと抜けなくなる可能性がある。
〇こちらは人気のワークアウトシリーズのディップスタイル版(中煎り×中深煎りのブレンド。軽やかさ。)