10月より少量直火焙煎による本格ドリップパックコーヒーと有機JAS・カフェインレスドリップパック(メキシコ・トセパン協同組合)をお取扱いいただいているみずのわさんを訪問するために、岐阜県垂井町を訪ねました。
名古屋まで新幹線で、そこから在来線に乗り換えて垂井駅まで。垂井駅からは徒歩で10~15分ほど。大きなおうちが点在する住宅街の中の古民家に、みずのわがありました。
垂井町は昨年よりフェアトレードタウン運動を開始。日本では唯一、熊本市がフェアトレードタウンになっていますが、その後を追っています。今回は職員の榎本さん、同じく職員の河合さん(同郷でした!)がご対応くださり、NPOの活動内容やお店のコンセプトをお伺いできました。
もともとは垂井町の町づくりという視点で、こちらのNPOは活動しているのですが、その町づくりの中で、フェアトレードという考え方を取り入れています。
フェアトレードに関わる団体、企業にはそれぞれの立ち位置やフレームがあると思っています。豆乃木の場合は、「Te to Te(てとて)」という言葉にあるように、産地からお客様までを最短で結ぶ、産地の様子をお届けする、という「産直」を重視し、さらに、フェアトレードに商品の流通の活性化をしたいと思っています。
フェアトレード商品を揃えているショップのなかには、「お買いもので貢献する」と掲げているところもあれば、フェアトレードの理念をひろめたい、として積極的にワークショップを展開しているところもあります。いろいろあります。
みずのわさんがおもしろいなと思ったのは、地産地消で補完できないものをフェアトレードを取り入れる、という点です。実際、コーヒーやチョコレート、バナナ、オイルなどは地産地消できませんから、そういうものは、できるだけフェアトレードのものを、というとてもシンプルな考え方。
さらに、垂井町が実際にフェアトレード商品が手にしやすい環境になり、フェアトレードタウンになれば、それによってこの町を訪れる人は増えるだろうと、そういうストーリーもあるのだと思います。
そういうストーリーがあると、きっと町議会や商工会、観光協会にも理解されやすく、みんなで「フェアトレードタウン」の流れに向かって行けるんじゃないかなと思いました。
これからがますます楽しみですね。環境も良いし、周辺の自然も豊か。たまにふらっと訪れるスポットとして、私もしっかり「ツバ」をつけておきました。
手にしやすい豆乃木の商品を、もう少しご提案できるように、私たちもパワーアップしていきたいと思います。
今回は、みずのわさんと周辺をぶらぶらしただけですが、次は垂井で何かおいしいものを食べよう!
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コーヒー豆を卸売り価格にて販売させていただいております。