大阪「東急ハンズ心斎橋店」での催事、2日目も無事に終わりました。
催事では恒例となった「日替わり黒板」。一言、そのときの気分やおすすめの商品のことなどを書くのですが、今日はいつもとテイストを変えて、
「大阪2日目です。大阪のおいしいもの教えてください。」
と書いてみました。すると、朝一、すかさず二人組のお客さまが、
「そこ、美味しいんですか?」
と聴くと、女性が、
「美味しいよ。道がわからなかったら電話しな。
そう、
そのあとも、お客さまがドテ煮やら、
19時に仕事を終えると、まっすぐお寿司屋さんに向かいました。
「いらっしゃいませ!」
といって出迎えてくれたのは、
「あのぉ、東急ハンズでコーヒー淹れてた者です。スイマセン、本当に来ちゃいました。」
と言うと、ハテナでいっぱいになった顔が、瞬間に弾けて、
「あー!ってゆうか、ええ!ほんまに来てくれたん!?」
というような大阪弁で、歓迎してくださり、カウンターに案内してくれました。
おっちゃん改め大将も「よお来たな、ほんまに来たんかぁ」みたいな大阪弁で破顔一笑。ひとりでお寿司屋さんに入るのははじめてです。何を頼んでよいかもわからずに、大人しく、
大将に、
「なんでコーヒーなん?見た目、コーヒーちゃうやん。」
とさんざん言われました。
(見た目がコーヒー、ってどんな感じでしょう。でもなんかわかる気がします。私が見た目コーヒーちゃうやん、っていうのも、見た目がいかにもコーヒーって感じの人も。)
お料理、美味しかったです。貝を煮たお通しと、酢の物、天ぷら、
もう食べられないと言うところで、おアイソしてもらうと、
「ほんだらまぁ、x000円でええわ」
と予想よりも大幅に少ない価格を提示され、
「いやいやいやいや、そりゃいくらなんでもまずいですモゴモゴ」
と言っていると
「ほんまに来てくれてありがとう。それと、この太巻き持って帰りぃ。
と、なんとなんと、お土産までいただいてしまったのです。
黒板に書いた何気ない一言で、お寿司屋の大将と笑顔いっぱいの女性に出合い、本当に足を運んで驚かれて、そして歓迎していただき、いろいろな話をして、お土産までいただいてしまった・・・。
大昔住んでいたときも、そういえば、大阪の人にはいつもよくしてもらっていました。大将のお人柄が良かったなぁ。大将が言うようにマヤビニックという「よう知らん名前のコーヒー」が、耳馴染のあるコーヒーになったら、もう一度戻ってきて、改めて御礼をしたいと思います。
明日は最終日。
メキシコ滞在記、世界珈琲紀行に続き、「大阪人情物語」をシリーズ化したいほどに、大阪、ええわ~。
http://www.hagukumuhito.net/news/?mode=detail&article=256
☆その他詳しい情報はFacebookより