2014年、豆乃木の冬ギフトで登場した「あの商品」を覚えていますか?
それは、静岡県川根本町産紅茶でした。
「みらい」という茶の品種に由来し、「Futuro(フトゥーロ)」(=スペイン語で未来という意味)と名付けた商品をリリースしました。残念ながら通販では、紅茶単体での販売しませんでしたが、イベント等で取り扱ったところ、根強いFANが生まれていました。
というのも、先日の朝日カルチャーセンター横浜教室での販売会。店を開けると同時に、スタッフの方が駆け寄ってきました。
「あの紅茶はありませんか?」
「あの紅茶がとても美味しくって、お友だちにも頼まれました!」
とのこと。
残念ながら、冬ギフト用に作ったものですから、在庫を切らしており、スタッフの皆さんには、がっかりさせてしましました。お客様の中でも「この前の紅茶・・・」と言ってくださる方がいらっしゃいました。
皆さんからのご要望もありますし、再び、益井さんがお作りするお茶を商品化したいと思っている私。そこで、土曜日、青山通りにある国連大学前で開催されていたファーマーズマーケットに出店されているお茶農家の益井さんに会いに行ったのです。益井さんは笑顔で出迎えてくださって、まずは水出しのお茶(発酵茶)を試飲させてくださいました。
飲んだ瞬間に、
「これはいける!」
そう感じました。
きっと皆さんに喜んでいただけると思います。
というのも、このお茶は、よいコーヒーと同じで、甘味があって、どこかフルーティーで、なによりクリーンでした。
残念ながら、お茶の消費はどんどん低下しています。お茶農家さんでも、農業をやめていく人が今後もますます増えるだろうと、先日、やはり静岡のお茶関係者からお聞きしました。
今、急須を持っていない家庭が増えているようです。
もう一度、急須で飲んだお茶を流行らせよう、そういう取り組みを考えることもできるかもしれませんが、今、私ができることとして「ホンモノを、より手軽に」提供していきたいと思うのです。
なので、夏に向けて、皆さんが水筒に水出し用のお茶パックを入れるだけで、おいしい、そして安心してお召し上がりいただける商品を作らせていただきたいと思いますが、皆さん、いかがでしょうか?
地元静岡で、本気でお茶づくりをされている人のお茶を、商品にして皆さんにしっていただくのは、豆乃木のやりたいこと、やるべきことの一つだと思っています。商品づくりは楽しみのひとつ。何よりも、輝いている作り手がいてこそです。そういう人に出会える瞬間が、私の喜びでもあります。
益井さんの紅茶の詳しい情報は・・・
http://www.hagukumuhito.net/news/?mode=detail&article=164