朝日新聞デジタル版にこんな記事がありました。
全日本コーヒー協会(東京都中央区)は8日、国内で1週間に飲まれるコーヒーが1人平均11・13杯にのぼり、過去最多だったとの調査結果を発表した。コンビニエンスストア店頭でのいれたてコーヒー人気などが、消費量を底上げした。
昨年10月、全国の中学生~79歳の男女3318人を抽出して飲用実態を調べた。前回調査時(2012年)に比べ0・40杯増えた。
つまり、1日平均1.59杯。国民平均でひとり、一日1杯以上コーヒーを飲んでいることになります。ちょっと前に、1日3~4杯飲むと、体にいいんだよ、みたいなニュース(こちら)が出ましたけど、今後もっと増えそうですね。
では、2人暮らしの家庭で1日に1.5杯コーヒーを飲むとすると、一か月どれだけのコーヒー豆が必要か??
1回30gとします。(コーヒーカップ2杯)
1日45g
1か月1350g
この数字、例えば、マヤビニック3兄弟(中煎り、中深煎り、深煎り)をぞれぞれ200g、それにペルーの中深煎り200gをセットで買っても、まだ足りないってくらいの量なのですね。
結構飲んでますね、皆さん!
まあ、この記事にあるように、外飲み(カフェやコンビニを利用する方)も多いでしょうけど、最低でも1日1杯家でコーヒーを飲む方は、1か月で450gくらい飲むことになるんですね。
そして、インスタントコーヒー VS レギュラーコーヒーで言うと、
インスタントや缶がほぼ横ばいだったのに対し、豆をひいた粉でいれるレギュラーコーヒーが前回より0・43杯増え、3・63杯に。家庭で飲んだり、コンビニ店で購入したりした人の伸びが顕著だった。同協会は「より本格的な味わいに関心が集まっている」としている。
と、家庭用はやっぱり増えていますね。
ちなみに、これからもコーヒーの愉しみ方ってどんどん変わるでしょうね。私がコーヒーの産地を意識して、コーヒーを飲み始めたのが、ちょうど、2004年、今から10年ちょっと前だったと思います。一年間暮らしていたケニアから帰国しばかりで、ケニアの豆が飲みたいな、と思って探したことがありました。
10年後、人びとがどんなふうにコーヒーを楽しんでいるか、作っている人たちの意識がどのように変化するのか。想像するだけでも楽しくなるのですが、豆乃木が来年企画している産地ツアーなんかも、ただの飲み物や習慣としてある「コーヒー」という価値観を、ごろりと変えてくれると思います。
せっかくなので、皆さん、産地、一緒に行きましょう。やっぱりなんといっても、産地(現場)です。
せっかくなので、皆さん、産地、一緒に行きましょう。やっぱりなんといっても、産地(現場)です。