11月11日にWILL COFFEE ROASTERSさんのオープンにあわせて、浜松へ行きました。
もうすぐ誕生日を迎える母親に、何かプレゼントをと考えて、先日の台湾旅行のときの写真を使ってカメラ屋さんでフォトブックを作ることにしました。一緒に行ってくれた叔母の分と2冊。
百枚以上撮った写真の中から、良いものを選んで、言葉を添えて、1時間以上お店の中で作業をしました。途中、あまりにも時間をかけすぎているせいか、店員さんが
「何かお困りごとはありませんか?」
と声を掛けてくれるほどに集中して作りました。
時代はペーパーレスです。私も少し前に、家にある本を8割くらい処分しました。Kindleで読める本が増えてきたこともあります。今も、なるべくならものを「増やしたくない」、洋服などもそうです。ミニマムでいきたい、と思っています。なので、当然、写真を撮っても、現像することはほとんどありません。フォトブックも邪魔になるかな、と考えたのですが、実際にフォトブックができあがると、とても満足感がありました。
それとは別に、旅行の出発前に、父と母とで並んで撮った写真があるのですが、その写真を父親がとても気に入ったようで、引き伸ばして、リビングに飾るというのです。半信半疑でしたが、それはそれで面白いかもしれないと思い、一緒にプリントしてもらいました。4ツ切りワイドというサイズです。さらに額装することに。
両親にフォトブックと、引き伸ばした写真を見せると、母親の反応は、予想通りクールなのですが、父はとても喜んで、さっそく額に入った写真を部屋の一番目立つとことに飾っていました(掛け時計の真下なので、嫌でも目に入ります)。
このとき、私は「人に喜んでもらう」ということの「喜び」を改めて感じました。
今年の自分自身の誕生日に、私はひとつのテーマを掲げました。それが「Give」です。与えること。
というのも、私は今までに自分がたくさんのものを人からもらってきたと思っています。いつももらっています。0から会社を作ったときも、デザインの面で助けてくれた友だちがいた。WEBをつくりたいと思ったときには、WEB製作をやっている友だちと、そこで働くスタッフの皆さんの力を借りた。こういうことがしたいと思うと、ヒントをくれたり、人を紹介してくれたり、場所を提供してくれたり、実際にスタッフとして手伝ってくれたり、イベントに駆け付けてくれたり・・・
だから、これからは、自分ができることを、提供して、人に喜んでもらえるようになりたいと思ったのです。遅ればせながら・・・。これは「豆乃木」が目指す「みんなに喜ばれる会社」という理念にも通じます。
でも私が与えたい、と思って行動した結果、実は自分がもらうことの方が多いのだとも感じました。両親が喜んでくれたことで、私はまた大切なことに気づきました。
今日はなんとなく個人的なことを書いてみようと思いました。これぞ「ガチ日記」ですみません。
追記:写真は、フォトブック&自分たちのツーショットを大層気に入った父がご馳走してくれたうな丼です。ラッキー!?