一か月ぶりにコーヒーセミナーをやらせていただきました。
豆乃木ではそろそろお馴染みになってきました、企業内でのレクリエーションの一環としてのコーヒーセミナー。今回はアクアラインを渡って千葉県へ!
お昼を海ほたるで食べたかったので、時間に余裕を持って出発しました。
生憎、くもっていて、景色は楽しめませんでしたが、それでも海の上の大きな船の上にいるような気持ちになれるので、海ほたる、好きです。それに平日だったせいか、それほど混雑もしていませんでした。イベントをアシストしてくれるスタッフと一緒に海鮮丼&あなごの天ぷらを食べて、エネルギーチャージして、会場へ。
今回は某企業内の28名の若手社員の皆さまにコーヒーのおいしい淹れ方や飲み比べをしていただきました。
毎回、思うことは、どちらの職場も、とても雰囲気が良い、ということ。私の少ない社会人経験のほとんどが、営業先へ直行直帰みたいなサラリーマン生活でしたので、こういう職場に憧れます。皆さん、明るいし、礼儀正しいし、私よりも随分年下だとは思いますが、とても頼もしい、というのでしょうか。明るい雰囲気の中で、セミナーをさせていただきました。
さて、セミナーの内容はというと、今回は60分。豆乃木のセミナーの中では、一番短い時間設定です。60分の中で、飲み比べと淹れ方を実体験してもらうと、どうしても早足になってしまいますが、参加してくださる皆さまがいろいろとフォローしてくださったおかげで、ほぼ時間通りで無事に終了。
飲み比べは、
1 ブラジル (中煎り)
2 エチオピア (中煎り)
3 マンデリン (中深煎り)
と3大陸からピックアップ。(エチオピアはナチュラル精製のものを用意したのですが、あまり詳しく解説することができませんでした。*精製の違いとかもコーヒーの楽しみ方のひとつですので、120分コースではじっくりお話させていただきます!)
参加者の皆さまからは、
「こうやって比べて飲んだことがないので、味がはっきり違うというのをはじめて知りました」
という声をいただきました。そうですよね、なかなかいっぺんに違う産地のコーヒーを味わう機会って少ないですよね。それに、いつも飲んでいるのは〇〇ブレンド、のようなブレンドコーヒーなので、シングルのコーヒーだけを飲むというのがあまりないかも?という方もいました。
飲み比べのあとに、メキシコを使ってコーヒーの淹れ方を・・・豆乃木のコーヒーセミナーでは、淹れ方体験をしていただいた方に、「家にお客様がきたときに、どっしり構えてコーヒーを淹れられるレベル」を目指しています。今回は若手の社員さんということでしたので、彼氏や彼女、奥様や旦那様においしいコーヒーを淹れてあげられる、というのが、狙いでした。
その上で、今回はフレンチプレスとハンドドリップの2通りをご紹介。
サイフォンなんかにも興味を持っている方がいました。たしかにサイフォンって観てるだけで、楽しいですものね。今度のセミナーでは、サイフォンを持っていこうかな?と思います。(サイフォンは家庭でも意外と気軽に使えますよ!)
というわけで、今回も無事に終了。最後、
「記念撮影をするから、一緒に入ってください」
と声を掛けていただきました。なんてあったかい職場なんでしょう。涙
豆乃木の企業様向けのコーヒーセミナーはほとんどの場合一期一会なんですけど、だからこそ、その1時間~2時間がほんとうに貴重だと感じます。
コーヒーの印象を「単なる飲みもの」から、「かけがえのないもの」へと変えていけることができたらと嬉しいですが、まだまだ実力不足で、伝えきれません。
かけがえのないとは、かわりになるものがない、という意味。マヤビニックにせよ、セスマッチにせよ、ブラジルの大農園であれ、ラオスの小規模農園であれ、ひとつひとつのコーヒーが「かけがえのないもの」なのです。
これからも、コーヒーを通して楽しい時間をご一緒させていただきたいと思います。
もし、同じようにセミナーをご希望の方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください。
http://www.hagukumuhito.net/inquiry/?mode=detail&article=3