Sixtoはいつも変わらず、素早く返信をくれるのだが、今回は、そのSixtoよりも早く、マヤビニックのメンバーのひとりからメールがあった。
「マヤビニックを訪問してくれてありがとう。マヤビニックにとって、あなたたちの訪問はとても強く印象に残るものでした。」
と私たちの訪問を本当に喜んで暮れている様子が伝わってきた。
そのあとに続く文章には、「あなたは人柄もよく・・・」と、これまでにはない、パーソナルな内容に触れてあることにも驚いた。未だにちっともスペイン語はわからないし、コミュニケーションに難がありすぎるにもかかわらず、確実にこちらの思いは伝わっているんだ、と思った。
いや、伝わっているのではなく、私の気持ちを「伝えてくれる人」がいるおかげだ。
今回も、友人がずっと通訳をしてくれて、私はなんとか彼らの言葉を受け取ることができたし、自分の気持ちを伝えることができた。
本当に有り難い。
これだけたくさんの「Gracias(ありがとう)」を受け取ったからには、今年は、きちんと彼らの気持ちを、日本で豆乃木からコーヒーを買ってくださっている皆さんに伝える機会を作りたい。
わざわざ、豆乃木からコーヒーを買ってくださっている皆さん、本当にありがとうございます。彼らは、ちゃんと私たちの存在を感じてくれているようです。私たちの気持ちは、確実に、メキシコの生産者の皆さんに届いています。