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【メキシコ滞在記/2019年5月】タイムリミット

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News & Columns お知らせ

当社では少量から、フェアトレード及び無農薬栽培された
コーヒー豆を卸売り価格にて販売させていただいております。

杉山世子の【メキシコ滞在記】

2019/05/02

【メキシコ滞在記/2019年5月】タイムリミット

2019年4月30日~5月7日までは『メキシコ滞在記』でお楽しみください

【メキシコ滞在記/2019年5月】タイムリミット

マンゴーのおいしい季節です

令和ムードを異国の地から眺めながら、メキシコは5月1日の朝を迎えた。ちょうど、メキシコシティで一泊したのち、機内に乗り込んだところだった。


唐突ながら。この10年で、わたしが今やっていることと、これからやりたいことをつなげ、ひとつの事業として「豆乃木」を完成させたい。平成の終わりを告げる各種メディアに触れるたびに、漠然とではあるが、そのような思いがつのる。

あと10年。

わたしができることを、この10年間、必死にやり抜こう(特にコーヒー豆という実体のある物を扱う商売)。

そして、今、ある縁を途切れさせることなく、「未来」へ託すことで、豆乃木を成就させる。終わりのない旅ではなく、一定のゴール(目的地)を意識しながら、日々を過ごしていきたい。その決意を、令和の幕開けとなる今日2019年(令和元年)5月1日に書き記しておく。

青い空の上を滑るように飛行機はメキシコシティからトゥクストラグティエレスへと向かっている。小さな飛行機が轟音を響かせる。

空港へは、サンクリストバル在住の韓国人のキムさんが迎えに来てくれているはずだ。
彼は、「さっそくカッピングをしよう」と言うに違いない。実に、望むところだった。今のわたしには、コーヒーがすべてで、コーヒーをなくしては、なにひとつ語る言葉を持たないからだ。



「令和」もメキシコの旅は、始まったばかりだ。