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【基礎編】おいしい珈琲を入れる4つの大切な条件と抽出方法

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まだゆめのつづきの【コーヒーセミナー】

2019/06/10

【基礎編】おいしい珈琲を入れる4つの大切な条件と抽出方法

豆乃木の出張コーヒーセミナー(抽出編)の一部を公開します

【基礎編】おいしい珈琲を入れる4つの大切な条件と抽出方法

豆乃木の杉山です。
今日は「出張コーヒーセミナーin名古屋」ということで、名駅の周辺にある某企業さまのお昼休みの時間をいただく、出張コーヒーセミナーをさせていただきました。今日は所要時間45分という限られた中で、次のような内容になりました。


1 コーヒーの飲みくらべ(3種類)
2 焙煎による味の違いについて
3 HARIO V60を使った淹れ方の実践



ところで、皆さんは「おいしいコーヒーを煎れるための4つの条件」を知っていますか?


1 良質な原料
2 煎りたてのコーヒー

3 挽きたてのコーヒー
4 淹れたてのコーヒー 
 

コーヒーセミナーでは、4の「淹れたて」につながる「淹れ方」にフォーカスしてプログラムを作っています。今日は、淹れ方の中でも「ペーパードリップ」に絞って実践を行いましたが、実は淹れ方にしても幾通りの方法があります。そこで、こんな質問をよく受けます。


「どの方法でコーヒーを淹れるのが、一番おいしいですか?」
 

皆さん、どんな回答を期待されているかわかりませんが、どれも適切に抽出することでおいしいコーヒーができあがります。またそれぞれの器具に合った豆を選ばれるとよいと思います。
下記では、さまざまなコーヒー抽出器具の特徴について、まとめてみました。


さまざまなコーヒー抽出器具の特徴

抽出方式

特徴と淹れ方のポイント

挽き目

湯温度 かかる時間

ドリップコーヒー

自由度が高く、淹れ方次第で味の調整がしやすい。
焙煎してから、あまり時間の経過していなコーヒー豆を中挽きにし、ペーパーフィルターにセットする。その後、「少量のお湯で粉全体を湿らせ、しっかりと蒸らす」(ここがポイント)

中挽き

深煎りのときは84度~86度
浅~中煎りのときは90度前後
3分ほど

フレンチプレス

簡便で、味の再現性が高く、用法を心得れば誰でもおいしく淹れられる。
サイフォンのように攪拌する必要がないため、タンニンが出にくく、粉の量と挽き目。湯温(90度~95度)を均一にすることで、安定した抽出ができる。
中粗挽き 90~95度 4分

サイフォン

作業手順を心得れば、安定した抽出が可能になる。ただし、高温抽出となるため、苦みやえぐみが出やすい。また器具の手入れにやや手間がかかる。演出効果としては、おもしろいコーヒー器具のひとつ。 中挽き 高温 お湯が沸騰してからは速い

エスプレッソ

エスプレッソは高圧をかけて、短時間(30秒程度)で少量の濃厚なコーヒーを淹れる抽出方法。豆の挽き方、粉を平らにおしこめるタンピングで変化する。

細挽き

高温 速い

これ以外にも、ウォータードリップやマキネッタ、パーコレーターなどさまざまな抽出器具があります。また別の機会では、それぞれの抽出器具について深堀りしていきたいと思います。

豆乃木の出張コーヒーセミナーの抽出編では主に、ペーパードリップについて、解説及び実践をおこなっています。
コーヒーセミナーの資料が必要な場合は下記よりご連絡ください。


>>豆乃木の出張コーヒーセミナー(コーヒーのお教室)