豆乃木では、毎年購入しているメキシコとのつながりがあるとは言え、やはり事情が事情ですので、確実に手に入れるまで、安心はできません。4月末に予定していた産地訪問も、延期になってしまい、次にいつメキシコへ行けるかは未定のままです。
さて、そのような状況の中で、世界のコーヒーバイヤーたちがどのような動きをしているか。その手掛かりになる記事を見かけました。
▶コーヒー消費(輸入)国が、コーヒーの“買いだめ”を行っている。
✅ コロナウイルスの災禍により、トラックの運転手や船の乗組員の確保が難しくなったり、航空便での輸送量が激減したりすることを懸念するコーヒー輸入国が買い注文を最大で1カ月前倒ししているため、他のコモディティ商品が軒並み値を下げているのとは反対に、コーヒー豆の価格は上昇している。 ✅ 特に、ブラジルやコロンビアなどの主要なコーヒー輸出国の生産者は、価格が上昇しているのを感じている。 ✅ コロンビアは収穫期を過ぎており(オフシーズン)、新たな在庫増は望めないのに、需要が拡大。まだ在庫が残っているという国内の輸出業者も、大半は一時的に大幅な在庫減となり、操業能力が低下しているため、買い注文が殺到している現状を懸念しているという。 ✅ 米国の大手コーヒー輸入業者は、米国の焙煎業者も中央アメリカなどの原産地からの買い取りを加速しようとしていると語った。 ✅ ブラジル最大級のコーヒー輸出業者の幹部は匿名を条件に、「米国、日本、ドイツといった、全てのコーヒー輸入主要国のバイヤーから注文を受けた。とにかく、世界中の大手の焙煎業者がすべて、コーヒー豆を抑えたがっているんだ。コロナショックで供給がストップすることを心配する輸入国の業者たちは、少しでも早く、豆を手元に置きたいと考えている」と語った。 (記事のリンクはこちらより) |
豆乃木でも、今後のコロナショックによるコーヒーマーケットの変動について、注力しつつも、生産者との強いつながりによるフェアトレードをしっかりと実現できるよう、手順を踏んでいきたいと思います。まだまだ在庫はありますが、気になる方は、豆乃木のオンラインショップをチェックしてみてください。