というのも、先日、170人程度のチャンネル登録者しかいない私のやっているYou
というか、最初のリプライでは、
ちなみに、動画のタイトルは「
まだ見ていないという方は下記よりもし良か
ちなみに今回の内容は、
ここでは、
その方の問いは、要するに
フェアトレードって単なるマーケティング戦略じゃないですか?
という投げかけでした。続いて、
当社が「フェアトレード」を掲げるのと、
という指摘です。
まずなぜわたしが当店のほぼすべての商品にフェアトレードと冠し
それは、そのコーヒーが
フェアトレードのコーヒー
だからです。
農薬を使用しないで
一生懸命育てたりんごを
農薬不使用りんご
として販売するのと同じです。
自らチケットを取って
メキシコへ行き
畑に出向き
生産者と拙いスペイン語でコミュニケーションし買い付けをし
銀行にはさまざまな「言い分」を積み上げて
借り入れをおこし
一向に慣れない貿易用語と格闘し
どうかコンテナ船が途中でトラブルに遭いませんようにとお詣りを
ドキドキしながら海外送金をして
(実際に酷いトラブルにも遭っている)
お客様はこの商品を買ってくれるかなと不安を抱き
注文が入ればホッと胸をなでおろす。
毎月の返済が滞りなくできて
次の仕入れについて考える。
そこに、私だけではなく、
生産者の費やした時間や
豆乃木のスタッフが手をかけてくれる時間があわさる。
これらすべてのやりとりを
フェアトレードという言葉の中におさめることにしている。
要するに「商社頼みではないです」と。
そして、あわよくば
もしまだその言葉に出会っていない人がいたら
フェアトレードってなんだろう?
とググってもらうことも
できるかもしれないし
単なるおいしいコーヒーではなく
フェアトレードであることを求める方にも
ちゃんと届けたい
という思いもある。
共通認識としては、便利だから
フェアトレードという言葉を
意識して使っている。
というのは、
わたしも、商品をながめていて
「フェアトレード」ということばに触れると
そこに「物語の臭い」を感じて
ついつい近寄ってしまう。
フェアトレードの「奥」にある物語を探してしまう。
それがマーケティングだと言われれば
そうなのでしょう。
コメントをくださった方は
どんな気持ちでコメントしてくださったのかわかりませんが
そもそも商売って売れなかったら続けられない。
当社にとって一番大切なことは
フェアトレードでたくさん仕入れて
フェアトレードでたくさん届ける
この循環を作ること。
コーヒー豆をたくさん仕入れたら
それだけ現地の生産者さんにお支払いをすることとができる。
言われるまでもなく
当社の「たくさん」のレベルなんて
たかだか知れてる。
その方がコメントで指摘されている通り
「市場を変えられるのは大手だけ」なのかもしれない。
ただ、わたしたちはその手前にある
現実を伝える役割を担っている。
現地の風景にシャッターを切り
いくつもの写真を並べて
その写真を見てどう感じるかを「市場」に委ねています。
意見の違いってあるから、
今日は以上です。