「第1章 コーヒーマイスター」前編・後編、そして「第2章」1部、2部、3部をご覧の上で、こちらの記事にお入りください。
「第1章 コーヒーマイスター」前編
https://www.hagukumuhito.net/news/?mode=detail&article=1122
「第1章 コーヒーマイスター」後編
https://www.hagukumuhito.net/news/?mode=detail&article=1123
「第2章 コーヒーとカフェの歴史」1部
https://www.hagukumuhito.net/news/?mode=detail&article=1128
「第2章 コーヒーとカフェの歴史」2部 コーヒーの栽培
https://www.hagukumuhito.net/news/?mode=detail&article=1127
「第2章 コーヒーとカフェの歴史」3部 カフェの歴史(1)イギリス・フランス編
https://www.hagukumuhito.net/news/?mode=detail&article=1129
「第2章 コーヒーとカフェの歴史」③カフェの歴史(2)イタリア、ウィーン・ドイツ編
https://www.hagukumuhito.net/news/?mode=detail&article=1130
第2章の章立てについてはこちらのブログにてにてご確認ください。
本日は第2章の最後のパート、「2-4 カフェの歴史」の中の(3)アメリカのコーヒーハウスについてみていきましょう。
2-4-5 アメリカのコーヒーハウス
世界のコーヒー動向をリードするアメリカ
・1922年刊行、『オール・アバウト・コーヒー』はコーヒーとカフェの歴史を知る上で重要な書籍
-1607年バージニア植民地を拓いたジョン・スミスがコーヒーを持ちこんでいた
-17世紀半ばには、ニューイングランドの朝食にコーヒーが飲まれていた
などの記載
・アメリカの初のコーヒーハウスはボストンの「ロンドン・コーヒーハウス」(1689年には営業していた)
・1696年 ニューヨーク「キングス・アームズ」
・1700年フィラデルフィア「ザ・コーヒーハウス」
・18世紀には地域のパブリックスペースとして集会、栽培、議会が開催される
・独立戦争時「マーチャンツ・コーヒーハウス(ニューヨーク)」「グリーン・ドラゴン(ボストン)」は植民地側の行政の役割も果たしていた
・1773年 ボストン茶会事件 紅茶党からコーヒー好きの国へ
ボストン茶会事件とは?
-イギリスはコーヒー貿易でオランダやフランスとの競争に敗れ紅茶貿易に転じ、「茶条例」を発布し輸入紅茶を独占、価格を釣り上げたうえに重税を課していた
-イギリスの植民地だったアメリカがこれに怒り、ボストンに停泊していたイギリス東インド会社の船を襲撃、積み荷の紅茶をすべて海の中へ捨てた
・ボストン茶会事件をきっかけに紅茶からコーヒーへと変わり、19世紀初頭には世界最大のコーヒー消費国へ
・19世紀半ば ジョン・アーバックルが開発したパッケージ・コーヒー、ジェイブス・バーンズの焙煎機の改良とグラニュレーターの開発などをもとにコーヒー焙煎、販売業の巨大化が進む
・コーヒーの大衆化、日常化により品質の劣化を招く
・1970年代、良質な生豆を使い深煎りの新鮮なコーヒーを提供するというコンセプトを標榜する小規模店が西海岸に登場
・1990年代に高級コーヒー市場が拡大、後の「スペシャルティコーヒー」
・スターバックスなどの成功事例、その後のサードウェイブ・カフェ群に引き継がれる
ようやく私たちに馴染みのあるスターバックスの名前も出てきて、いよいよ次は、第2章の最後となる日本のカフェの歴史となります。
カフェの歴史にあたる章はとにかく「世界史のテスト勉強」のようなつもりで名称を覚えていかなければならないようですね。
参考:日本スペシャルティコーヒー協会より配布された教材資料
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【自己紹介】
・静岡県浜松市生まれ
・青年海外協力隊3カ国経験
・28歳で慶應義塾大学SFC入学 ・卒業後、株式会社豆乃木を2011年に創業
・現在第11期目
・趣味はYouTube鑑賞 (好きなYouTuberはライクサタデー、メインハイ、2か月のパパ)
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