コーヒー生産地としてもっとも重要な地域のひとつである中(南)米では、スペイン語なくして仕事にならない。私もようやく覚悟を決めて、一歩踏み込んだスペイン語習得に励んでいる。
2か月間の滞在も後半戦に入り、5日間だけ時間をいただき、集中的にスペイン語を勉強することにした。その成果として、9月の帰国間際に、マヤビニックの組合にて、スペイン語のプレゼンテーションによって、この滞在の総括をする。
語学研修の地はメキシコシティよりバスで4~5時間の場所、グアナファト。私はコーヒーEXPOの開催されたプエブラからバスで1本、7時間くらいでグアナファトに入った。
近辺に日系企業が多く進出していることもあり(主に自動車メーカーとその関連)、日本人が経営するスペイン語学校があるとのことで、そちらでお世話になる。グアナファトはあまりにも美しい街で、街の中心部に入った瞬間、言葉を失う。息を止めてしまうほどの美しさ。ガイドブックではおとぎ話の世界のようだと形容されてるが、まさに、絵本の世界にいるようだ。
名所旧跡を巡る旅行に飽きた人は、時間をたっぷりとってグアナファトに滞在し、スペイン語の勉強も良いのではないだろうか。ちなみに今回、5日間、メキシコ人の家庭にホームステイの予定になっている。
ところで、日本に、これほどまでに美しい場所はあるだろうか。きっと知らないだけであるのだろうな。