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マンデリン生豆への小石の混入による当社の対応について

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News & Columns お知らせ

当社では少量から、フェアトレード及び無農薬栽培された
コーヒー豆を卸売り価格にて販売させていただいております。

セイコ社長の【ガチ日記】

2024/04/30

マンデリン生豆への小石の混入による当社の対応について

生豆ご利用のお客様からのご意見をお待ちしています。

マンデリン生豆への小石の混入による当社の対応について

インドネシアのハンドピックの風景

いつも当社をご利用いただいているお客様より商品に関するメールをいただきました。

 
ご購入いただいたマンデリン・ブルーバタックに比較的大きな小石が入っていたとお写真つきで連絡がありました。
そのお客様からは、特に返品や返金を求める内容ではなく、ご報告と受けとめて、わたしからは以下のように返信をさせていただきました。

内容としては、



ご迷惑をおかけしたことをお詫びさせていただいたうえで、当社では、マンデリンに限り、マタイ(麻袋)単位での購入以外の全量を、ふるいにかけて出荷しているが、小石や欠点豆をすべて除去できるものではないこと。
比較的サイズの大きい豆は、 ふるいにかけたとしても、仕分けされずに混入してしまうことをわたし自身がいただいたメールで認識したことを伝えています。

さらに、「マンデリンはご存知のとおり、豆の状態もムラがあり 現地も含めて、何度かの選別工程を通りますが、 抜け目があり、お客様にはご不便、 ご迷惑をおかけしております。 金額も上がっていることから、 ふるいにかけるという以上に手をかけることは 現時点では考えておりませんが また何か気になる点がございましたら ご意見をいただけますと大変ありがたいです。」と結ばせていただきました。

さらに・・・



わたしの嘘偽りない考えをここで表明しますが、生豆への小石の混入について、度合い(30kgの麻袋の中に、3~4粒入っていたら、さすがに現地に改善案を求めるでしょう)を越さない範囲で、わたしは「許容」しています。

きっとこの姿勢が、買い手の皆さんの中には納得いかないと思う方もいるかもしれません。

さらに、今回は、ご意見をいただいたお客様に対して、本来であれば、具体的な改善案を提示すべきだと思うのですが、改善案についても言及できませんでした。

なぜならば、現時点で、わたしが考え得る改善案はすべてコストがかかります。コーヒー豆の価格高騰と円安の状況下で、これ以上「値上げ」をしなければならないような「手立て」をお客様も求めていないと感じたからです。

なので、私としては、本意ではありませんが、「ハンドピックをお願いします」としか言えません。

マンデリンは欠点豆の混入率も異常に高いです。それについても、下記のようにオンラインショップにて説明させていただいています。





ユニークな精選方法のため、一般的にはマンデリンは生豆の先が裂けてしまうことがよくあります。
裂けた部分から品質劣化が起こる為、できるだけ丁寧に手選別する必要があります。
これがとても大変で、生産者さんたちもハンドピックしていただいていますが、5~8%程度の欠点豆が含まれますので、ハンドピックが大変です。




ただ、これも、ハンドピックをお願いする内容ではありませんので、お伝えする内容が不十分だったと反省しています。
*表記については、このあと、すぐに手当を施し、生豆の商品ページに追記しております。


さらに、
同様のご意見が届いた場合の、当社の仕入先に、どのようにご対応されているか、ご意見を求めているところです。


わたしたちは自分たちが完璧だと思っていませんので、きっとお客様のご意向に添えなかったり、気分を害したり、求めている反応と違うことをしてしまうかもしれません。
でも、嘘はつきたくないので、できないことをできる、とも言えません。
ただただ、できるだけ、気持ちよくご利用いただきたいと思っています。

でも、「さあ、焙煎するぞ」と思っていた矢先に、小石が混入していて、がっかりしたり、不安になったりしたのではないかと思うと、本当に申し訳ない気持ちで一杯です。

本件について、メールでご報告いただき、わたしに「考えるきかっけ」と「気づき」をいただけたことに感謝の気持ちで一杯ですが、こちらから納得をいただく応対ができなかったことを悔やんでいます。
今よりも「ご納得いただける」状態で、生豆をご提供できるように、知恵を絞りたいと思います。


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