さて、ワールドカップ出場国には、コーヒー生産国の名前も連なっています。
日本と同じグループにいるコロンビアも、生産量含むコーヒー産業という視点、つまり「コーヒー目線」で言えば、相当手強い。
というようなかんじで、コーヒーの観点から、ワールドカップサッカーの行方を占ってみたら、自分が結構はまってしまいました。
今日はグループA、グループBの中から、どの国が決勝トーナメントに進出するかを予測します。あくまで「コーヒー目線」で。
<Grop A>
ブラジル
クロアチア
メキシコ
カメルーン
ここは激戦グループ。
とは言え、コーヒー大国の貫禄で決勝トーナメントに駒を進めたのはブラジル。
次いで、ロブスタのイメージの強いカメルーンだが、実は西部州・北西部州は火山地帯で標高もあり、火山灰土壌と豊富な水資源を有するという条件を備え、高品質のアラビカ種を生産に大いなる可能性を秘めるカメルーンにも期待が高まりました。
とは言え、コーヒー大国の貫禄で決勝トーナメントに駒を進めたのはブラジル。
次いで、ロブスタのイメージの強いカメルーンだが、実は西部州・北西部州は火山地帯で標高もあり、火山灰土壌と豊富な水資源を有するという条件を備え、高品質のアラビカ種を生産に大いなる可能性を秘めるカメルーンにも期待が高まりました。
しかしながら、なんといっても、メキシコ産マヤビニックコーヒーを手掛ける弊社の偏見と、実際にメキシコ国内で伸び続けるカフェ産業の成長も加味し、で決勝リーグ出場はブラジルとメキシコと予想!
クロアチアはノーコメントです(笑)
ちなみに、小鍋にコーヒー(粉)と水を入れて煮出しするのがクロアチア流。 トルココーヒーのようなイメージでしょうか。
<Grop B>
スペイン
オランダ
チリ
オーストラリア
ここは消費国対決。ということで、筆者にとっては関心の薄いグループ。
(本来のサッカーという観点から見たら、FIFAランク1位のスペインのサッカーは録画して何度も観たいくらいです。)
(本来のサッカーという観点から見たら、FIFAランク1位のスペインのサッカーは録画して何度も観たいくらいです。)
では消費やコーヒー文化の観点からグループBの対決を予想します。
このグループ、やっぱりオーストラリアは強かった!
消費量、クウォリティの観点から言っても、文句なしに予選突破!ワインのような風味へのこだわりは、シドニーのカフェの間では常識、というこの記事にも着目したい。
消費量、クウォリティの観点から言っても、文句なしに予選突破!ワインのような風味へのこだわりは、シドニーのカフェの間では常識、というこの記事にも着目したい。
次に、スペイン。スペインのコーヒーはイタリア製(つまりイタリアで焙煎された豆)が流通しているということで、飲み方も、café solo(カフェ ソロ)というエスプレッソが主流。さらに、カプチーノに対応するcafé con leche(カフェ コン レチェ)もあるのだが、いずれにしてもイタリアの完コピのわりには、イタリアよりも劣るであろうということで、残念ながら予選突破ならず。実際、初戦でオランダに5失点を喫してしまったスペイン。がんばれー!
残る1席を争うのは、オランダVSチリ。
オランダと言えば、ダッチコーヒー。しかし、実はこれ、オランダにおいて一般的な存在ではない(むしろ存在しない)という情報も。戦前のオランダ領インドネシアでは、苦味やえぐ味の強いロブスタ種(「種と栽培品種」を参照)のコーヒーが栽培されていたため、水による抽出法が考案されたと言われているとか。(wikipedia「ダッチ・コーヒー」より)
一方、チリはワイン生産国のイメージが定着しているが、コーヒーも生産しているらしい。しかし特筆すべきは、チリ国内のコーヒー製品の売り上げが、前年対比で57%も増加したとの記事。記事はこちら。
チリVSオランダ。
ここは僅差ではあるけれど、チリの漢字表記が「智利」と、まるで日本男児の名まえのようなので予選突破はチリと予想!