今日も講演のあとに、5,6人の生徒が質問に駆けつけてくれたのですが、彼女たちに共通するある考えがあることに気がつきました。
1) 将来の進路を職業をベースに考えている
2) 学部を選ぶとき、その職業に必要なあるひとつのスキルにフォーカスしている
3) ひとつのことに囚われると、なかなかブレイクスルーできない
具体的には、CAになりたい生徒が選択しようとしている進路が英米文学。本人もそれが正しいかわからないけど、語学は必要だろうから、英米文学を専攻しようと思う、とのことでした。
語学は当然勉強しておきたいのですが、理工学部卒のCAさんがいても良いと思います。
語学は当然勉強しておきたいのですが、理工学部卒のCAさんがいても良いと思います。
語学が得意な生徒の質問は、英語以外に習うべき言語は何がありますか?という訊いてきてくれました。
「中国語は話者が多いから中国語が良いだろうか」
「中国語は話者が多いから中国語が良いだろうか」
と。私が彼女に投げかけた質問が正しいかどうかわからないが、こう聞きました。
「もしあなたが7カ国語を話せたら、あなたは何がしたいですか?」
私が話したことによって、悩みの種を彼女たちの心に蒔いてきたのかもしれないが、ともかく、高校生の時点で、たくさん悩むことがきっと良いことなのだろうと思っています。
自分の価値観を高校生の皆さんに押し付けるつもりはないですし、押し付けられるものではありません。ただ、私も同じように、散々迷って、今、はっきりと自分の歩むべき道がわかったので、高校生の皆さんにも、追求してもらいたい、ただそれだけは思っています。
勇気を持って、追求すること。
あれ、これは、これからメキシコへと向かう自分へのエールでもあるなぁ、と気付きました。