2月1日17時に成田発ヒューストン経由でメキシコ・チアパス州のトゥストラグティエレス(何度聞いても覚えられない)空港に降り立ちました。
到着は同日の21時半。迎えに来ていただいたので、難なくマヤビニックカフェのあるサンクリストバルに直行し、街中のホテルにチェックイン。機内と乗り換え時間、ほぼ爆睡していましたが、ホテルにチェックインし、シャワーを浴びると、間もなく睡魔に襲われました。この順応性がチャームポイントです。
朝ごはんもしっかり食べ、さっそくサンクリストバルの街を歩きました。今回は慶應義塾大学フェアトレードプロジェクトの技術協力支援の一環での来墨。というわけで、現在、サバティカルで大学を長期休暇中で、サンクリストバルに滞在中の山本純一先生に、現地をご案内いただきました。
サンクリストバルの街中を歩くと、カフェの多さに驚きます。しかも焙煎機を抱えているカフェがそこらじゅうにあるのです!
例えばこんな焙煎機。
12月に焙煎豆売りを中心としたカフェを、マヤビニック生産者協同組合がオープンさせましたが、ここはカフェ激戦区。他店との差別化がPOINTになります。その中で、とっても上手に「こだわり」を表現できているカフェに連れていっていただきました。
「carajillo(カラヒージョ)」
SLOW CAFEと書かれており、そのコンセプトも明確です。
数席しかない店内は、さまざまな抽出器具が並べられています。店員さんが豆を手動で挽きながら、コーヒーの説明を添えてくれます。「ここから1時間半ほどのところにある~~のコーヒーです。」のように。
さらに挽いた豆の香りを「いかがですか?」とかがせてくれる。いや~素晴らしいサービス。もちろん、そのまま目の前で抽出してくれました。
現地ではストレート(ブラック)でコーヒーを味わうという習慣があまりないそうですが、最後に「まずはブラックでお試しください」と一言。私がサンクリに住んでいたら、これだけで、十分に通い続ける理由になると思います。(ソファのデニム生地もなんかかわいい。)
で、肝心の味は?というと、すっきりと美味しいのですが、ここは可もなく、不可もなく、という・・・。(サンクリの中ではもっとも美味しいコーヒーショップ、と言う評価にはうなずける?)
さて、いよいよマヤビニックカフェに向かうわけですが、一体どのような特徴を持っているのでしょうか。楽しみです!