先日、2日間で大阪・兵庫とコーヒーを巡る旅をしてきました。
行く先々で、かけがえのない時間を過ごすことができて、気持ちよく平常業務に戻っています。これから、2日間の出来事を、少しずつ文字に残していきたいと思いますが、何よりも、まず書き記しておきたいことを。
今から1年半前、大阪・心斎橋の東急ハンズさんで催事をしたときのこと。
はじめての関西、はじめての大阪での催事に戸惑っていた私に、声を掛けてきてくれた女性がいました。日頃、Facebookを見てくれているということで、滅多に来ないという心斎橋へ、迷いながらお運びくださいました。
さび病の被害のひどかった時期で
「コーヒーの病気も大変そうですね」
と声を掛けてくださり、孤立無援と感じていた関西での催事で、大きな大きな元気をいただいた出来事でした。
(そのときのブログ記事が「こちら」です。)
その女性は、ご自分で焙煎もされていて、カフェをオープンさせたいという希望を持っていました。催事でお会いして以降、オンラインショップで、定期的に生豆をご購入くださいました。
そして、今年の6月に
「2016年7月にカフェをオープンすることになりました。」
とご連絡をいただいたのです。
それからも生豆を送らせていただいていましたが、兵庫県ということで、お店をオープンされ、Facebookでお写真を拝見する中で、ずっと気になっていたものの、すぐに訪ねるができませんでした。
今回、関西へ行くと決めたときに、真っ先に「今度は私が会いに行く番」と思い、予定をお伺いしました。
お店は、閑静な住宅街の一角、まさに高台にあるカフェでした。今日、ようやく「取扱い先のご紹介」に掲載させていただきました。もしよろしければこちらもご覧になってください。
その日は雨が降る寒い日でしたが、木をつかった大きなカウンターにテーブル、温もりのあるカフェ空間は、オーナーの高野さんの柔らかい雰囲気とぴったり合っていました。美味しい自家焙煎コーヒーと天然酵母のパン、ついつい長居をしたくなる場所です。
今回は全行程、自家用車で行きました。思ったよりも大阪は近く、浜松から3時間ほど。ということは藤沢-浜松間と変わりません。今度はさらに足を延ばして、中国、四国のお客様のところまで会いに行きたいと思っています。