夏休みですね。
豆乃木の作業場にも、夏休みの子どもたちがやってきます。この小さな作業場では、子どもたちがエネルギーと時間を持て余しています。
さて、そんな8月のとある金曜日に、浜松市が主催する親子消費者教育の一環で、フェアトレードの実際のところ、というお題をいただき、授業をさせていただきました。参加者は、市内在住の親子ということで、暑い中お集まりいただきました。
小学生、中学生と、その親御さんという、今までにはないシチュエーションでお話をさせていただきだくことに、少し戸惑いましたが、夏休みにわざわざ時間をとって、お越しいただいている皆さんだけあって、最後まで熱心に耳を傾けてくださいました。
小学生のお子さんには、貿易のお話や、南北格差のお話など、もしかしたらはじめて耳にすることも多かったと思います。ご参加された方のほとんどが、フェアトレードという言葉をご存知ない、ということでした。
この会がフェアトレードとの最初の接点になっていると思うと、身も引き締まる思いなのですが、普段、大学生や社会人を対象にお話させていただくことが多いので、こちらも大変勉強になりました。
よりわかりやすく伝えていくことで、社会や世界に興味を持っていただければ何よりです。私自身も、ポジティブな行動のできる社会の一員でありたいと思います。