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「コーヒーをいれるのに適した水は?」 PART3

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まだゆめのつづきの【よくあるご質問】

2018/11/14

「コーヒーをいれるのに適した水は?」 PART3

コーヒー、緑茶、紅茶に合った水の選び方 第3弾です

「コーヒーをいれるのに適した水は?」 PART3

コーヒーは水とコーヒー豆でできあがるシンプルな飲物

これまでに2回、「コーヒーに適した水」について、記事を書きました。

コーヒーセミナー、質問あるある!PART1 「コーヒーに適した水」
コーヒーをいれるのに適した水は?」 PART2

今回はこれまでのまとめも込めて、3つの代表的な質問に回答します。

軟水・硬水の違いはなんですか?

ズバリ、特性が違うので、使い分けて楽しんでみてください。
そもそも、お水の軟水と硬水では、どのような違いがあるのでしょうか。私が頼りにしているエビアンのHPでは、

水には主にカルシウムイオンとマグネシウムイオンが含まれていて、水1000ml中に溶けているカルシウムとマグネシウムの量を表わした数値を「硬度」といいます。WHO(世界保健機関)の基準では、硬度が120mg/l以下を「軟水」、120mg/l以上を「硬水」といいます。簡単にいうと、カルシウムとマグネシウムが比較的多く含まれる水が硬水になります。東京の水道水の硬度は60mg/l前後で軟水に(中略)、見た目は同じですが、まろやかに感じたり重々しく感じたり、水にも風味があるのはこのため。成分の違いから、一般的に軟水は口当たりが軽く、硬水はマグネシウムが多いほどしっかりした飲みごたえを感じるようです。

とあります。では軟水で淹れた場合、硬水で淹れた場合、どちらがコーヒーに適しているでしょうか?

軟水と硬水で淹れたときのコーヒーの特徴はありますか?

コーヒーを「軟水」と「硬水」で淹れ比べた場合、水の特徴がどのくらい味に影響するのか、ということですが、いろいろと調べて、実験してみたところ、
軟水でコーヒーを淹れると口当たりがやわらかく、一般的に「マイルド」で酸味を感じやすい
硬水で淹れると口当たりはしっかりとした飲みごたえを感じ、苦みの成分を感じやすい

という感想を持ちました。
豆もそれぞれに特性が違うので、豆と水を使い分けて楽しんでいただくのが良いと思います。
マヤビニックでお試しいただく場合は、中煎りが「軟水」で、中深煎りは「硬水」で淹れてみるのはいかがでしょうか。ちなみに、マヤビニックコーヒーの生産国であるメキシコでは、硬水が一般的です。

水道水で淹れるときに、気を付けることはなんですか?

●十分に沸騰させること
水道水には塩素が含まれています。しっかりと沸騰させて、カルキ臭をともなう塩素を軽減させてください。

●新鮮な水を使う
くみ置きしたものや長時間煮沸したもの、何度も沸かし直した水は二酸化炭素が飛んでしまい水本来の味が飛んでしまっているため、使うのは避けましょう。しばらく蛇口をひねっていない場合は、しばらく水を出し続けてから、水をくみましょう。