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【改訂版】「ホームロースターさん」向け :ご自宅での生豆の保管・保存に関して

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News & Columns お知らせ

当社では少量から、フェアトレード及び無農薬栽培された
コーヒー豆を卸売り価格にて販売させていただいております。

まだゆめのつづきの【よくあるご質問】

2024/10/20

【改訂版】「ホームロースターさん」向け :ご自宅での生豆の保管・保存に関して

*購入時に一度ご覧ください



当店をご利用いただき、誠にありがとうございます。
こちらでは、ご家庭内での「生豆の保管」に関してお伝えします。


当社での生豆保管状態

株式会社豆乃木(以下、当社)では、名古屋にあるコーヒー生豆専用の定温倉庫(15度)にて、生豆を麻袋(内部はビニール袋装着)またはカートン(真空パック)で保管しております。
その中から皆様に販売する分のコーヒーを、1~2袋単位で陸送し、自社作業場にて、小分け作業をしております。
自社作業場は、年間をとおして一定となるように、24時間空調管理しております。

では、皆さんの家庭ではどうしたらよいでしょうか。
お客様にお届けしてから、焙煎していただくまでの「保管方法」について、下記の通りご注意いただければと思います。


1.コーヒー生豆の保管と虫の侵入対策

生豆の保管や虫の侵入対策として、いくつかのポイントをお伝えします。

1. 保管環境(常温での保管について)
生豆は常温で保管することが可能ですが、高温多湿直射日光が当たる場所、または温度変化の激しい場所での保管は避けるべきです。特に夏場や梅雨の時期には、湿度の影響を受けやすいため、冷暗室や風通しの良い涼しい場所に移動することをお勧めします。温度や湿度が安定している環境で保管することが、生豆の風味と品質を長期間保つポイントです。

2. 虫の発生防止策
生豆は長期間同じ場所に置いておくと、虫が入り込んで寝床として住み着くことがあります。特に夏場の高温多湿の環境では、虫が発生しやすくなるため注意が必要です。定期的に生豆を動かし、月に数回は上下や配置を変えることで、振動を与え、虫が定着しにくい環境を作りましょう。この方法により、虫が生豆に住み着くのを予防することができます。

3. 冷蔵庫での保管方法
保管場所に困った場合は、冷蔵庫の野菜室を使って保管することも可能です。におい移りを防ぐために、ジップロックなどの密閉袋に入れ、さらに2重にして保管するのが望ましいです。冷蔵庫から生豆を取り出す際には、結露が発生しないよう、常温に戻るまで開封しないことが大切です。温度差による結露は、豆の品質に影響を与える可能性があるため、十分な注意が必要です。

4. 長期保管の選択肢
生豆を長期間保存する必要がある場合は、真空パックを利用するのも効果的です。真空パックにすることで酸化を防ぎ、長期的に豆の鮮度を保つことができます。お客様の中には、温度管理ができるワインセラーを活用している方もいます。もし少量ずつの購入が可能であれば、こまめな購入によるフレッシュな状態での利用もおすすめです。

5. 虫が発生した場合の対応
万が一、虫が発生した場合は、フンや虫をある程度振るい落とした後に、1日程度天日干しを行うことをお勧めします。天日干しによって、虫が完全に逃げ出し、生豆を安全に再利用することができます。また、納品後1ヶ月以内に虫の発生が確認された場合、弊社での虫の入り込みの可能性が高いため、交換や返品対応も可能です。

2.コーヒー生豆の保存期間

コーヒー生豆の「賞味期限」は、適切な条件下であれば1年程度が目安です。
ただし、保管環境によって大きく異なります。涼しく、乾燥した場所での保存が推奨され、湿度や温度が高い環境で保存すると、風味が劣化しやすくなります。特に高温多湿の夏場は虫の発生やカビのリスクが高まるため、温度や湿度の管理が重要です。長期保存する場合、真空パックや低温保存を検討するのも効果的です。保管環境を整え、管理すれば、消費期限として3年以上もちます。

おいしくコーヒーをお召し上がりいただくために、保管状態はとても重要になります。皆さまにおいしいコーヒーを、お召し上がりいただけることを願っております。

>> 『フェアトレード&オーガニックコーヒー 専門 まだゆめのつづき 株式会社豆乃木』の生豆一覧