歴史
豆乃木の物語は、2011年に始まりました。創業者、杉山世子は、アフリカ3か国でのボランティア活動を経て進学した大学で、メキシコの小規模生産者で組織される3つの団体の自立支援プロジェクトに関わったことをきっかけに、卒業後、彼らのコーヒーをフェアトレードで輸入するため、株式会社豆乃木を立ち上げました。
理念に共感していただく企業との協力を経て、2012年から共同輸入を行ってきましたが、2016年に初めて、自社単独にて、2コンテナのコーヒーをメキシコから輸入しました。
その後も、毎年、メキシコから、オーガニックコーヒー生豆を輸入し、主に、日本国内の理念を共有するロースターの皆さんに販売しています。同時に、生産者らと、密接なパートナーシップを結ぶため、年に2回の産地訪問を続けています。
目的
豆乃木は、小規模な生産者(または生産者グループ)から、高品質のオーガニックコーヒー生豆を輸入し、長期的な関係を築き、フェアトレードを促進します。
私たちの目標は、コーヒー栽培を通じて、農家の家族とその地域社会にとって持続可能で有益な取り組みにすると同時に、フェアトレードを通して、地域社会と生産地域を結ぶことです。
豆乃木の約束
私たちが、コーヒーの購入の際に、次の事項に配慮します。
1 生産者または生産者グループ、そして生産地域と継続的に協力して取り組みができるか
2 裨益効果があるか(または自社も含め、特定の人だけに裨益されるものではないこと)
3 日本のお客様に満足していただける品質であり、さらに今後の取り組みの中で、更なる品質向上が期待できるもの
*補足
国際的なオークション等で、高値の取引が行われるようなコーヒーであれば、豆乃木で買いつける必要はない。工夫を凝らし、努力した特定の生産者のコーヒーは、しっかりと認められるべきであるが、私たちがつながりたいのは、コーヒー生産によって道が開かれることを知らずに、過ごしてきたそれ以外のコーヒー生産者(または生産者グループ)である。
私たちは、彼らの気持ちを引き上げられるような、そんな買い付けができるよう努力します。
豆乃木の取組先
1 マヤビニック生産者協同組合
スペイン語:UNION DE PRODUCTORES MAYA VINICSC DERL DE CV)
2 チアパス州シエラマドレ環境保護農民組合
スペイン語:COMPESIONS ECOLOGICOS DE LA SIELLA MADRE DE CHIAPAS, SC
リンク http://www.cesmach.com.mx/
世界、特にアジア圏のコーヒーロースターさんに向けて、メキシコの小規模生産者がつくる高品質のオーガニックコーヒーをご紹介させていただきます。
フェアトレード、そしてオーガニックコーヒー生豆をお探しのロースターさんに日本から、彼らのコーヒー生豆を紹介いたしますので、下記宛てにお問合せください。
問合せ先
株式会社豆乃木(日本語、英語、スペイン語対応)
(+81) 53-569-2981
info@hagukumuhito.net
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