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ペルー・カフェオルキデアの近況(2022.9.28)

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News & Columns お知らせ

当社では少量から、フェアトレード及び無農薬栽培された
コーヒー豆を卸売り価格にて販売させていただいております。

セイコ社長の【ガチ日記】

2022/09/28

ペルー・カフェオルキデアの近況(2022.9.28)

ペルー高橋さんより近況ご報告がございます

皆さん、こんにちは。

当店でもお馴染み中のお馴染み、ペルー・カフェオルキデアの生産者でもある高橋さんより、10月開催のSCAJに先駆けて近況報告がありましたので、皆さんとシェアします。




関連動画:「ペルーでコーヒー栽培をする高橋克彦さん登場!!新豆、ゲイシャ種の栽培について聞いてみた!!」




by豆乃木のシャチョー YOU TUBEチャンネル



以下、高橋さんからのメッセージ


今年は、SCAJに参加出来ず非常に残念ですが、近況を考えますと、

現地で良いコーヒーの安定生産が一番重要な時期と捉えております。

簡単にですが、ペルーの状況をご報告致します。
 
ガソリン価格が非常に上昇し、

約30%上昇しており、生産地に来るもの出るものは、輸送にかなりコストがかかり、

コーヒー運ぶ輸送費用も3割位上昇しております。

それに伴い生活コスト等は、レストランなどの価格を見ると約20%上昇。

輸出用麻袋も1.5倍位上昇。

また、肥料の価格は2〜3倍に上昇しております。

組合等の維持する費用もかなり上がって来ております。

家賃は15%上昇、
人件費も、収穫の人件費も25%上昇しております。


相場の上昇によって、生産者は何とか助かっている状況ですが、

組合等の管理コストは、非常に困難な状況になっております。
 
また、価格的には、円安の影響なども重なり、販売価格がキロ当たり250~300円程度UPになりそうです。

これだけ世界的に大激変の時期ですので、

ペルーを使っていくいい時期かもしれません。

(日本にとっては新しいイメージがあるので)
 
 
今後とも宜しくお願い申し上げます。


高橋克彦


杉山コメント

現地でも、一度上がった生活費やコストはなかなか戻らないので、今後も生豆のベース価格が高い水準を維持していくだろうというのが高橋さんの見解です。

当店では欠かせないペルーの無農薬コーヒー生豆ですので、継続的に購入できるようにしていきたいと思います。

またこれはロースターさんや個人事業でコーヒーショップを経営されている方へのご意見となりますが、おそらく新豆の価格が、高橋さんがおっしゃるとおりキロ当たり300円くらい上がってしまうかもしれません。

コーヒー相場は下がったり、上がったりしますが、ひとまず2022年収穫分は、1kg単位では2000円を超えてくる可能性が高いです。

なので、ニュークロップにこだわらないのであれば、余裕がある場合は、現行クロップを確保しておくことをおすすめします。

当店もできる限り、現行クロップの確保に対応できるようにしていきたいと思います。

さらに、高橋さんが言うには、今年はハニープロセスの品質が維持できなかったようで、輸入がなくなります。

当店でも、ハニープロセスは在庫残りわずかとなりますので、特に気に入っていただいている方はご留意ください。



ペルー・カフェオルキデアの生豆はこちらから
https://www.mvcoffee.net/?mode=grp&gid=2619963