2013年より中米で被害が報告されているさび病。マヤビニックでは、2014年クロップも、さび病による被害が深刻だったが、2015年クロップは、昨年以上の収穫減がすでに見込まれている。
さび病は、葉が枯死し、光合成ができない病気で、感染が空気にのって、そして降雨うによって木から木へと広がっていく恐ろしい病気だ。
マヤビニック生産者協同組合の集荷量はMAXで300トン。しかし、2013年以降右肩下がりで、昨年は半分の150トン、そして2015年は70トンにまで落ちる見込み。
8月初旬のミーティングでは、まだわからない、ということだったけど、一か月が経過し、明らかになった現実は、またもこのコーヒーに関わるすべての人たちにとって悲劇だ。生産者の中では、すでにコーヒー栽培に見切りをつけ、メキシコシティや観光地であるカンクンに出稼ぎに出る者もいるとか。
豆乃木がはじめて関わった2012年収穫豆以降、悲願のマヤビニック豆の自社単独輸入。2015年も、実ることがないのだろうか。
引き続き、経過を追っていくしかない。