軟水と硬水、どちらが適していますか?という質問はよくもらうのですが、エビアンの公式ページでは「硬水」だと紹介されていましたね。
でも日本人の人には、やはり軟水の口あたりの方が馴染む、という声もあります。
今週末、静岡県内のあるイベントに参加します。そこに、『コーヒー「こつ」の科学』(柴田書店)石脇智広さんがいらっしゃいます。というわけで、本棚にあった『コーヒー「こつ」の科学』をもう一度ぺらぺらとしてみました。
石脇先生は次のように答えていますね。
「コーヒーをいれるのに適した水は?」
回答
「抽出したコーヒーの90%以上は水ですから、使用する水への関心は非常に高くて当然だと思います。検査依頼をいただくことも多く、これまでにたくさんの水でいれ比べてきました。ラベルに表示されているpHの数値が7を超えるようなものはコーヒーの酸味を中和する効果が高く、よくいえばマイルドに、悪くいえば平たんな味にします。よく捉えるか、悪く捉えるかは好みの問題です。個人的には、コーヒーはお茶ほどは水を選ばないように感じています。日本であれば、水道水を沸騰させたもので十分と思っています。」
この意見は、リージナブルでいいですね。
だから、浄水器かましておけば、もう十分ってことのようですね。
それにしても、コーヒーの水の問題は、誰かの意見を右往左往しがちですけど、一番、いいのは、実際にいろいろ試してみて、飲み比べてみることだと思っています。お水については、これからも書いて行きたいと思っています。