先月より「メキシコ・マヤビニック」の在庫が不足しており、ご不便やご迷惑をお掛けいたしました。ようやく、ニュークロップの通関が通り、皆様のお手元に納入できるようになりましたので、ご報告させていただきます。
先行販売させていただくのは『メキシコ フェアトレード オルガニコ(JAS未認証)』になります。続いて来月には『メキシコ フェアトレード トランジション(JAS未認証)』をリリースいたします(オルガニコとトランジションの違いについて)
フェアトレード メキシコ産マヤビニックについて
フェアトレード メキシコ産マヤビニックについて下記リンクより栽培方法から、生産者のご紹介まで載せております。ぜひご覧くださいませ。
http://www.hagukumuhito.net/mayaviniccoffee/
グレインプロの導入
今季より、以前よりお願いをしていた「グレインプロ(保存用ビニール)」がようやくマヤビニック組合でも採用されました。グレインプロは麻袋の中に入っている「ビニール」で、温度や湿気にも強く、酸素や水分の侵入を防ぎ、遮光などに対しても一定の効果があると言われています。
メキシコのコーヒー産地の状況(サビ病に関して)
サビ病の被害はチアパス州では収束しつつありますが、メキシコ国内では未だ収量が激減している地域もあり、その分、メキシコ豆への需要が高まっております。
価格
今年は2015年にくらべ、価格も落ち着き、円高傾向もあり、トランジションの仕入れ価格は下がりました(オルガニコは昨年の仕入価格と同じです)。ただし、今回は輸送中、コンテナ内の水濡れ等の被害によるステンド品の量が多かったために、品質維持のための保管料がこれまで以上に負担がかかることとなりました。そのため当初見込みよりは価格を上げざるを得ない状況になってしまいました。
マヤビニック生産者組合の運営状況
豆売り専門店を組合直営ショップの2号店として出店するなど、理想としていた産地内での「畑からカップまで」という展開を推進しています。この状況に私たちも大変喜んでおります。
これまでマヤビニックを気に入ってくださり、利用くださっている皆さん、そしてこれまでに体験していない方たちにも、チアパスの森でマヤの人びとによって育まれたメキシコのコーヒーが、届きますように・・・
マヤビニック生産者協同組合の農家の皆さんへ、改めて感謝をこめて。