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【それぞれのタウンを発信点としてどんな世界を創りたいか】に回答します!

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News & Columns お知らせ

当社では少量から、フェアトレード及び無農薬栽培された
コーヒー豆を卸売り価格にて販売させていただいております。

セイコ社長の【ガチ日記】

2019/07/03

【それぞれのタウンを発信点としてどんな世界を創りたいか】に回答します!

2019年6月30日(日)は「フェアトレード・フェスタ 2019 in さっぽろ」に行ってきました

【それぞれのタウンを発信点としてどんな世界を創りたいか】に回答します!

エシカルファッションショー in 札幌!

2019年6月29日(土)、30日(日)に「フェアトレード・フェスタ 2019 in さっぽろ」 が開催され、私ははままつフェアトレードタウンネットワークを代表して、12:30~のトークセッションに参加させていただきました。

>>2019 フェアトレードフェスタ IN さっぽろ


日本で初めてフェアトレードタウンを目指した熊本の明石さん、そして名古屋の原田さん、逗子の磯野さんと同じステージに上がらせていただき、とても貴重な機会をいただきました。



進行役の札幌の萱野さんから、
【それぞれのタウンを発信点としてどんな世界を創りたいか】

という問いかけがあり、私自身ももう一度深く考えるきっかけをいただきました。会場で、すべてお話できませんでしたので、こちらに改めて、わたしなりの思いを語りたいと思います。 

肌感覚では、フェアトレード商品(の種類)がさして増えているようには思えないのですが、随分とフェアトレード商品を扱うお店は増えてきました。そのため、

《フェアトレード商品を買う》

 というところからもう一歩進んで

《フェアトレードをする》

という状態をもっと日常的に行いたい、というのが私自身の最近のテーマです。

 


《フェアトレードをやる》というのは、つまり、生産地と直接繋がって、例えばコーヒー豆を「グループ購入」するのです。



一般の方がなかなかトレードに関わることって難しいことだと思います。
それが海外とのトレードとなるとさらに・・・
でも実は事業者の方であっても、直接産地とつながる機会は少なく、長くコーヒー業を営んでいたとしても、生産地との距離感があるという方も多いのではないでしょうか。

 
そんな皆さんに、フェアトレードを一緒にしましょう、と呼びかけたいのです。

 
例えばうちはコーヒー生豆扱っていますが、これを1コンテナ、一社で輸入するといくらかかると思いますか?

 

ざっくり1000万以上です。

 
毎年仕入れをすることが前提になるので、なかなか体力がないと続かない。

体力とは資金であり、

資金とは販路です。

 
そのため、一定量は皆さんを代表して、うちのような「会社」が購入するのですが、一部を、理想としては、コーヒーを愛するおひとりおひとりが出資して、その資金でグループで購入する、つまりフェアトレードに参加する、という仕組みがあればと思うのです。
事業者の方にももちろんですが、一般の方にも、小さくコミットしていただき、フェアトレードの醍醐味を味わってもらえたら、と思っています。

 
その際には、

 生産者への支払い価格(仕入れ価格)

 輸送にかかるコスト

 販売コスト

 

 

すべてをオープンにして、皆さんでフェアトレードをやるわけです。

弊社では、早速この夏、このグループ購入の仕組みを、クラウドファンディングで実践したいと思っています。

何よりも、これを毎年継続していくこと、賛同者を募ることで、少しずつフェアトレードで繋がれる産地を増やすことが可能になります。メキシコから世界へ!というのは、このことです。

個人の方でも、一緒にトレードに参加できると、ただコーヒーを飲む、という行為に、たくさんの意味づけが加わり、楽しさが増すのです。

 
タウンの話に戻しますと、浜松フェアトレードタウンネットワークや、アジア初のフェアトレード大学である静岡文化芸術大学でも、20192月に、フィリピンのカカオ農園さんを訪れたりと、産地提携について、模索しています。

 

ぶっちゃけ、フェアトレードコーヒーの原料を扱っている弊社が、浜松を代表するフェアトレードコーヒーカンパニーになることが、浜松のフェアトレードタウンとしての存在感であり、シンボルとなると思いますので、必死で成長し、たくさんの産地、生産者さんと市民を商品を介してつなげたいと思っています。うん、がんばる!


そのために、クラウドファンディングでグループ購入の仕組みを作りますので、次の段階として、一緒にフェアトレードしましょう!


フェアトレード商品を買う、の先のフェアトレードをする、に一歩踏み込むと、見えてくる世界が違うはずですし、何よりも楽しいですので、一緒に楽しみましょう。


最後に、豆乃木でも、
JICA北海道(札幌)内に昨年リニューアルオープンしたレストラン『地球こうさてん』に豆乃木のオリジナル商品を納品させていただいています!!

>>JICA北海道(札幌)内『地球こうさてん』