今日は私から、フェアトレードタウンはままつについて、参加者の皆さんにプレゼンテーションさせていただくのです。
大地の大学を主宰されているのは、慶応義塾大学名誉教授で、私の指導教員だった山本純一先生。それに大学時代の先輩や後輩、他大学の教員が参加されているアカデミックなグループです。
「大地の大学とは?」 「現場の新しい知」の創出につながる、世界のさまざまな地域に関する社会科学的研究、ならびに地域の発展のための実践活動を、協力と相互批判を通じて行なうことを目的としています。 その達成のため、次のような活動を行っています。 (1) 研究会、講演会、ワークショップ、セミナー、読書会などの開催 |
すでに大学を卒業して8~9年たちますので、このような場所は、少し場違いのような感もありますが、とりあえず行ってきます。
アカデミックな面々から、どんな質問や助言、提案をいただけるのか。これも楽しみのひとつです。
ところで、浜松が「フェアトレードタウン」であることを、いったいどれだけの市民が知っているでしょうか。
これが、ほとんど知らないよ、ということになると、それはさすがに推進母体となる私たちに責任があるんだろうなと思います。そして、きっと皆さん、本当に知らないのだと思います。
でもフェアトレードタウンであることを知ってもらうためのイベントや啓もう活動に時間をさけられるほど、零細企業の社長には余裕もなく。
これが偽らざる本音です。
なので、どうしたもんだろうかと考えたときに、圧倒的に有効で、私自身も命を燃やせることとしては、これしかなかろう、というのは、フェアトレードコーヒー豆を扱っている豆乃木が、浜松を代表する「コーヒーカンパニー」になること。
(最初、「フェアトレードカンパニー」と書きかけて、やめました。そうではない。浜松を代表するコーヒーカンパニーが「フェアトレード」をやっていることに、価値があるのではないだろうか、と。)
必死で成長しなければ。
世界の産地、生産者さんと浜松の人たちが自然とつながってしまうためには、豆乃木のコーヒーが、市民の手に、もっと気軽に届くことだろう。では行ってきます。
当日の発表風景を写真でいただきました。