ペルー高橋さんの2015年新豆が昨年12月に入荷しました。
高橋さんは、私ができないことを、挑戦したいと思うことを、実践している方で、高橋さんのお話を伺うと、私自身も、とてもエキサイティングでありながら、ちょっと悔しいと思うこともあります。というのも、高橋さんの生活の拠点はペルーにあります。ペルーではコーヒーの生産をしながら、同時にまわりの生産者らを組織して、組合を作るということも実現しました。今では地域を越えて、多くの生産者さんから、豆を託されるようにもなりました。
高橋さんは、他の生産者さんらと共に、栽培の面でもさまざまにチャレンジをしています。コーヒーの品種のひとつ、ゲイシャ種を植えたり、精製方法を変えてみたり。
高橋さんのお仕事は、ペルーのコーヒーを日本で販売することです。そのほとんどが生豆の原料として、コーヒーロースターの手へと渡り、それぞれの考えで焙煎され、コーヒーとして提供されます。
ペルーでコーヒーを作り、日本へ輸出、輸入して、生豆として販売する。それはとてもシンプルです。収穫期は年に1度、なので、生豆が日本に届くと、高橋さんも日本へやってきます。
ペルーでコーヒーを作り、日本へ輸出、輸入して、生豆として販売する。それはとてもシンプルです。収穫期は年に1度、なので、生豆が日本に届くと、高橋さんも日本へやってきます。
昨日、私は「フェアトレードをしたくて豆乃木をつくったわけではない」という記事を書きましたが、その中で、「必然性」について触れています。
「必然性」は、本人にとってはモチベーションになり、他人から見ても、その人とその人のやっていることを結び付けやすく、すとんと落ちることが多いです。
高橋さんの場合、ご家族がペルー人で、コーヒー栽培をしていたことから、「カフェオルキデア」が日本に渡ってきたのです。必然性も非常に明確。だから高橋さんのコーヒーはたくさんの人に愛されているのでしょう。
私ができないことを、ペルーで挑戦されている高橋さんへの最大限の敬意を持って、豆乃木では、高橋さんのコーヒーを販売させていただいています。
このたび、焙煎豆も発売開始となりました。
どうぞ、皆さんで思いを巡らせながら、お試しいただけると嬉しいです。
2015年 ペルー・アチャマル村タカハシさんのコーヒー(豆のまま)
2015年 ペルー・アチャマル村タカハシさんのコーヒー(粉)