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浜松なるほどアカデミーという番組は、浜松市の広報番組になり、過去の放映分はYou tubeでもご覧いただけます。
撮影に当たって、まずは事前にロケと打ち合わせがありました。
そして台本が送られてきたので、何度か目を通しましたが、これがいざ本番を迎えると、まったくその通りにお話しすることができず、思ったことが伝えられないもどかしさに、かなり落ち込みました。
なので、ここにどんな内容に質問をされて、どんな風に答えたかったかを、ちょっと書かせてもらっていいですか??笑
撮影は主に、作業場内部で行われました。
なかなか作業場の奥に入っていただくことがないので、事前い豆乃木の掃除担当のスタッフAが見事に整理してくれました。
作業場に門努さんをご案内した上で、
門努さん「こんな麻袋に入っているのですね。杉山さんも直接現地で?」
杉山「(答える)
・何度も現地に行ってパートナーシップを作った・・・」
とあるのですが、ここは、こんな風に答えたかったのです。
「毎年2回は現地に訪問して、直接生産者らと会うようにしています。」
最初こそ、こちらも購買力がなく、作り手にとって、必ずしもよきパートナーではなかったように思いますが、数年をかけて、今ではパートナーシップを築けているかと思います。」
本番は、モゴモゴと全然違うことを小さい声で言っていたように思います。さらに、
門努さん「フェアトレードするにも、すごく信頼関係が必要なのですね?」
杉山「(答える)」
ここでもこんな答えを用意していましたが、もちろん、言えませんでした( ̄◇ ̄;)
言葉も商習慣も違います。
私たち消費者は安全で美味しいコーヒーをいただきたいと思っていますが、彼らにとって、コーヒー栽培は、唯一の現金を獲得する手段でもありますから、お互いの背景を理解し合うことが必要になってきます。
コーヒーに携わる背景もまるで異なりますので、そこは一年一年積み重ねていくしかないと思っています。
フェアトレードの話で、こうやっていろいろと聞いていただけることは珍しく、本当に嬉しいことなのに、やっぱり、しっかり伝えるって難しいんですよね。
門努さん「現地に行って大変さがわかりましたか?」
杉山「(答える)」
現地での体力的な大変さをロケの際にもお伝えしましたが、その話をここではする予定でした。こんな感じで・・・。
単純にメキシコの小規模生産者さんは、山の斜面などでコーヒー栽培しているので、収穫自体も、そして運搬はとても過酷です。
数キロの距離を50kgほどのコーヒーの実を背負いながら山登りをしなければならないのです。
この3箇所はしっかり伝えたかったのですが、あとは編集にお任せします。
そのあとは、山田門努さんにコーヒーを飲んでいただいました。
コーヒーを飲みながら、なぜフェアトレードをやろうと思ったのか、であったり、今後の活動について話させていただきました。
こちらはYou Tubeでも流せるそうですので、またアップされたらシェアさせていただきますので、ご興味のある方は答え合わせお願いします。このコーヒーをご利用いただいている方には、ぜひご覧いただきたいと思います。